CASE

静岡県浜松市 Y様邸
シンプル
動画あり

建売住宅の合理性を認めつつも、30年、40年先まで自分たちが心地よくいられるかを追求した結果、導き出されたのはプライバシーを守りつつ、光を共有する箱型の住まいです。外に対しては開口部を絞って街並みに溶け込ませ、内側では中庭と吹き抜けを介して光を最大限に採り込む、ギャップのある空間設計が特徴です。
最も特徴的な設計ポイントは、吹き抜け階段と高窓(ハイサイドライト)の組み合わせです。 限られた敷地面積の中で実際以上の広がりを感じさせるため、視線が上下に抜ける吹き抜けを配置。高い位置に設けた窓から差し込む光が、木の天井に反射しながら階下まで届き、時間ごとに移り変わる豊かな陰影を生み出します。建売住宅では画一的になりがちな明るさを、建築家は質の高い光の演出へと昇華させました。
日常の暮らしやすさに直結するのが、洗う・干す・しまうを最短距離で結んだ水まわり動線です。 洗面、ランドリー、ファミリークローゼットを一直線上に配置。重い洗濯物を持って移動する手間を最小限に抑え、共働き世帯の家事時間を大幅に短縮しました。この効率的な配置は、将来足腰が弱くなった際にも無理なく家事を続けられる将来への備えとしての意図も込められています。
2階には個室だけでなく、あえて余白としてのフリースペースを確保しました。 特筆すべきは、1階とのつながりを感じさせるガラス床の採用です。上下階で完全に分断されるのではなく、視覚的に気配を共有することで、どこにいても家族の存在を感じられる安心感をデザインしました。

リビングの大きな開口部の先には、プライバシーが完全に守られた中庭が広がります。 外からの視線を気にせずカーテンを開け放てる開放感は、注文住宅だからこそ叶う贅沢。天井にあしらわれた木の素材感が、内と外を緩やかにつなぎ、日常の中にさりげない上質さを添えています。
建売住宅を検討したからこそ明確になった自分たちの理想を、建築家が一つひとつ丁寧に形にした住まい。 中庭と吹き抜けがもたらす光の贅沢さと、家事を最短で終わらせる合理的な動線が、暮らしに確かなゆとりを生んでいます。 将来のライフスタイルの変化まで見据えた、30年後もこの家で良かったと思える唯一無二の最適解となりました。



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