CASE

静岡県浜松市 M様邸
シンプル
動画あり
家事・育児に追われる20代オーナー様の日常を「感動レベル」に引き上げるため、建築家はインナーガレージを起点とした帰宅動線の完全自動化を提案しました。 単にガレージを併設するのではなく、車を降りてからリビングに辿り着くまでの靴を脱ぐ、荷物を置く、手を洗うといった一連の動作を、思考を介さずスムーズに行えるよう動線自体をデザイン。LDKには視覚的な広がりを、裏側には機能的な回遊性を、という明確な役割分担によって、デザインと実用性を高次元で両立させました。

最も特徴的なのは、ゲストを迎える美と、家族が使う機能を鮮明に分けた玄関設計です。 玄関ドアを開けると、ゲストは整然とした美しい空間に迎えられます。一方で、家族はインナーガレージからそのまま家族専用動線へとアクセス。ここでは靴を脱ぐ→アウターを掛ける→荷物をしまう→手を洗うという一連の流れがリビングに入る前に完結します。生活感を徹底的にリビングへ持ち込ませないこの仕掛けは、小さなお子様がいる家庭の散らかりという悩みを先回りで解決しています。

日常の暮らしやすさに直結するのが、キッチン、洗面、ランドリー、そして大型収納を一直線につないだ裏動線です。 洗濯物を洗う・干す場所のすぐそばに、家族全員の衣類や日用品をまとめて管理できる収納スペースを配置。家事の移動距離を最小限に抑えることで、ゆとりある時間を創出しました。また、大きな窓から庭へと視線が抜けるよう計算されたLDKは、この裏動線があるからこそ、常にスッキリと整った上質な状態をキープできます。
室内はグレーを基調とした洗練された空間に、木の温もりをプラス。 大きな開口部から差し込む自然光が、時間帯によって表情を変える陰影を生み出します。視線が窓の外の庭まで抜けるよう設計されているため、実際の面積以上の開放感の中で、家族の時間をゆったりと楽しむことができます。

夜間、インナーガレージから玄関へと続くアプローチには、緻密なライティングが施されています。 柔らかな光が植栽を照らし、壁面に美しい影を落とすことで、帰宅した瞬間にオンからオフへと切り替わる穏やかな安心感を演出。昼とは異なる、邸宅としての品格を物語ります。
育児や家事に追われがちな日常を、建築家の知恵によって自然と整う暮らしへと変えた、感動の動線計画。 インナーガレージからリビングへ至る淀みのない流れが、家族に心のゆとりと、デザインに妥協しない喜びをもたらしています。 20代のご夫婦がこれから育む物語を、機能美という確かな土台が支え続ける、住まいの理想形です。


OTHER
イベントやモデルハウスの見学予約、
家づくりについてのご質問は
お気軽にご相談ください。