利便性の高い住宅密集地の旗竿地を選び、土地予算を抑えた30代共働きのご夫婦。
その分、建物には「家事ラク」と「帰宅後の快適な動線」を徹底的に反映しました。

南側に建物が迫る条件の中でも、建築家の設計力で光と風を確保。忙しい毎日に余白を生む、明るく心地よい住まいが完成しました。

旗竿地の中心に、光を招くライトコート

家の中央に設けたライトコートが、LDKや水まわり、廊下までやさしい光を届けます。

外からの視線を遮りながら、室内は驚くほど開放的。旗竿地の弱点を、建築家の発想で魅力に変えました。

家族時間を育てる、明るいLDK

光に満ちたLDKは、自然と家族が集まる場所。

家事や仕事に追われがちな毎日でも、整った動線が時間を生み、その分を“くつろぐ・会話する・一緒に過ごす”時間へと変えてくれます。

掃除の手間を減らす、シンプルで整った空間

奥さまのご要望は「できるだけ掃除に手がかからない家」。

凹凸を抑えた内装や素材選び、床材の切り替えなど、日々のメンテナンスを最小限に。

きれいが続くことで、気持ちにも余裕が生まれます。

“帰ってからがラク”な、ご主人こだわりの動線

玄関から、スーツを脱ぐ→手洗い→入浴→冷蔵庫へ、という一連の流れをスムーズに設計。

無駄な動きがなく、仕事終わりでも自然と気持ちが切り替わります。建築家とつくるからこそ叶った、暮らし目線の動線です。

家事がその場で完結する洗面・ランドリー

洗う・干す・しまうを一か所にまとめた家事動線。

室内干しスペースと収納を近づけることで、天候に左右されず、家事時間を短縮。共働きでも無理なく回る、実用性の高いプランです。

旗竿地という条件を、建築家の設計力で“暮らしやすさ”へと発展した住まい。

掃除の負担を減らし、帰宅後の動線を整えることで、共働きのご夫婦に時間と心の余裕が生まれました。

家事や仕事に追われる日常の中でも、自分や家族のための時間を大切にできる。そんな豊かさを実感できる住まいが完成しました。