外からの視線をほどよく遮りながら、家の中に一歩入れば光と開放感があふれる住まい。吹き抜け越しに視線がのび、どこにいても中庭の緑が心地よく映ります。建築家が敷地条件を読み込み、「外は閉じ、内で開く」というコントラストを丁寧に設計。家族が自然と集まる、のびやかな暮らしがここにあります。

外からの視線を切り、中庭に大きく開く設計

外観は落ち着いた印象で閉じながら、内部は中庭に向かって開放的に。プライバシーと開放感の両立を叶える、建築家ならではの空間構成です。

吹き抜けと階段がつくる、のびやかなLDK

大開口から差し込む光が吹き抜けを通して家じゅうに広がり、空間に心地よいリズムを生み出します。スケルトン階段が視線を遮らず、家族とつながる開放的なLDKに。

 家族が集まるキッチンを中心にした動線

回遊性のあるキッチン動線が、日々の暮らしをスムーズに。背面にあるカップボードはスライドドアで目隠しができ、スッキリとした空間に仕上がりました。

造作洗面で日常に小さな特別感を

タイルと素材の組み合わせにこだわった造作洗面は、朝の支度も気分良く始められるお気に入りの場所。帰宅動線上にあるので手洗いや身支度がスムーズにでき、家事や暮らしの流れが自然と整います。

光とグリーンを迎え入れる玄関土間

玄関に入るとやわらかな光と観葉植物がお出迎え。外と内の境界を曖昧にする土間空間が、家全体の開放感と余白のある暮らしを演出します。

プライバシーを守りながら、家族がのびやかに過ごせるよう設計された住まい。
吹き抜けや中庭が生み出す光の広がり、シンプルな中にこだわりをしっかりと込めた素材選び、家族の動きに寄り添う動線～どれも建築家との家づくりだからこそ実現した心地よさです。日常が豊かに感じられる住まいが完成しました。