CASE

静岡県浜松市 O様邸
動画あり 解説あり

今回のルームツアーでは、住宅街という立地条件を逆手に取った、建築家ならではの空間構成をご紹介します。施主様が大切にされていたのは、流行に左右されない自分たちらしさと、共働き夫婦の時間を最大化する設計。
この家全体のコンセプトを一言で表すなら、外界を閉じて内に開く、カーテンレスのプライベート・オアシスです。南側の1階部分にあえて窓を設けないことで、外からの視線を完全にシャットアウト。その一方で、家の中に一歩踏み入れると、空へと繋がる開放的な中庭から光が降り注ぎます。さらに、1階完結型の動線を採用することで、将来にわたって暮らしやすさが続く住まいが完成しました。
このお宅で最も特徴的なのは、住宅街のど真ん中でありながら、24時間カーテンを閉めずに過ごせる設計です。
外界を閉じる
南側の道路に面した壁には1階に窓を一切作らず、プライバシーを確保。
内に開く
建物の中央に配置された中庭は、まさに第二のリビング。
第2の玄関
玄関を通らずに外から直接中庭へアクセスできる動線を確保。キャンプ道具の出し入れや、友人を招いてのバーベキューも、リビングを汚さずスムーズに行えます。外からは中が想像できないけれど、中は驚くほど開放的という、建築家による視線のコントロールが冴え渡るポイントです。
日常の家事ストレスをゼロにするため、この家には目的に合わせた3つのメイン動線が隠されています。
・帰宅・パントリー動線
玄関から靴を脱ぎ、そのままパントリー・キッチンへ直通。買い物帰りの重い荷物をリビングに放置することなく、最短距離で収納できます。
・ランドリー・クローゼット動線
キッチン、ランドリールーム、ファミリークローゼットが一直線に連結。洗う・干す・畳む・仕舞うが数歩で完結します。
・寝室・水回り直通動線
1階に配置した寝室から、洗面・トイレへ最短でアクセス。夜中の移動もスムーズで、将来的な平屋のような暮らしを可能にしています。また、窓のない南側でも明るさを保つため、2階の吹き抜けから1階へ光を落とす計算がなされており、一日中柔らかな光に包まれます。


最近流行のグレーやホテルライクなスタイルに流されることなく、お二人が選んだのは深みのあるグリーンの外壁。
グリーンの外壁×天然木
キャンプ好きのご夫婦に馴染む、ナチュラルかつ個性的な佇まい。
光と影の演出
窓がないフラットな外壁だからこそ、植栽の影が美しく映り込み、夜はライトアップによって表情が一変します。
中庭の白い壁
外周は濃いグリーンですが、中庭に面した内側の壁は白を採用。光を反射させて室内をより明るくする、機能的な色の使い分けをしています。
共働きでお忙しいお二人だからこそ、家の中での過ごし方にも建築家の工夫が光ります。
リビング裏の集中スペース
テレビ裏のデッドスペースを活用した書斎は、キッチンやダイニングからは見えない隠れ家のような場所。一人で集中したい時に最適です。
寝室のシアター
1階の寝室は、プロジェクターを投影できる大画面のシアター空間に。
趣味を尊重する収
100足を超えるスニーカーコレクションを収める広々としたシューズクロークや、キャンプギアをストックするパントリーなど、趣味を諦めないための収納計画が徹底されています。
住宅街の喧騒を忘れさせる中庭と、家事ストレスをゼロにする緻密な動線が「自分たちらしい暮らし」を支えます。流行に左右されず、自分たちの価値観を建築家の知恵で形にした、まさに一生ものの相棒と呼べる住まいが完成しました。この家で重ねていく時間が、お二人にとって何よりの財産となっていくはずです。
イベントやモデルハウスの見学予約、
家づくりについてのご質問は
お気軽にご相談ください。