1階の東側に窓がないN様邸。お客さまよりプライバシーをしっかり確保して、休みの日は家でのんびり過ごしたいというご要望をいただき、周りの視線を感じることなく安心して過ごせるために、道路に面した東側に窓がないプランを建築家の先生が提案。

屋根をブラック、基礎と外壁の間の土台水切りもブラックにすることが多いですが、今回は外壁も屋根も土台水切りもシルバーで統一し、洗練された印象のお宅となりました。

道路に面している間口は8ｍ。8ｍというと狭く感じてしまいますが、車３台が並列で停められる広さになります。

外構でベタっと土間打ちしてしまうと窮屈に感じてしまうので、道路に対して斜めにラインを入れて土間打ちする工夫をすることで、視界が伸び広く感じる視覚効果を得ることができます。

リビングとキッチンの天井を木貼り天井にし、玄関から廊下部分の天井を通常2,400mmの天井高から意図的に一段下げ、リビングへ入って来た瞬間に視界が広がるよう建築家が工夫した空間。

構造計算によって必要となる柱は、空間に合うように化粧柱に板金を巻いてスタイリッシュに仕上げました。

ファサード面に窓が一枚もないお宅ですが、中庭側が東になり、自然光で朝食を愉しめます。

南面の吹き抜けに大きな窓を設け日中もしっかり家の中まで光が届き、敷地に対して建物の配置計画と窓の位置をしっかり計画することで、日中は電気をつけずに快適に過ごせ、しっかり機能面も考えられた間取りになっています。

お客さまのご要望を建築家の先生がしっかり汲み取り、具現化した間取りのお宅が完成しました。

≪間取り≫

※お申込みは施工エリア内に木造新築をご検討中の方に限らせていただいております。