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2022.12.15

第一種換気システムの魅力とは?

みなさんこんにちは、総務の飯尾です。いよいよ冷え込みが厳しくなってきました、こうなると温かい住宅は羨ましいなと思います。

先日、社内で「第一種換気システム」の研修を受けました。エスコネで標準仕様としている「第一種換気システム」です。

換気の種類としては、第一種・第二種・第三種とあり、下記の図のようになっています。

■第一種換気→給気と排気がどちらもファン
■第二種換気→給気はファン、排気は排気口
■第三種換気→給気は給気口、排気はファン

換気システム種類の図

第二種換気は主にクリーンルームや病院で利用されるシステムで、一般の建物には第一種や第三種が採用されており、第三種を標準としている工務店が多いです。

では何故エスコネが第一種換気システムを標準としているのか?研修を受けて改めて「これは良い!」と思ったことは、下記の四つです。

◆熱交換しながら空気を入れ換えることができる
◆床面排気
◆あける穴が二箇所
◆掃除が簡単

少し掘り下げて説明をしますと、

【熱交換しながら空気を入れ換えることができる】

冷暖房で快適に保たれた室温を再利用(熱交換)しながら空気を入れ換えることができ、換気による温度や湿度のロスを抑えることができるため、冷暖房の効果が高まり、省エネ効果があります。

熱交換比較

熱交換素子は特殊なフィルターを組み合わせた構造をしており、ミルフィールの様な多重構造にすることで、温度と湿度の交換を行います。

熱交換素子断面図

冬はせっかく暖め加湿した暖気を換気で捨てるのではなく、排気から熱と湿度を回収して再利用。

冬の熱交換比較

夏はせっかく冷やした冷気を換気で捨てるのではなく、排気から冷気を取り戻り、湿度を軽減して給気するので、省エネ性や快適性が向上します。

夏の熱交換比較

※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=LunifudSuZk

【床面排気】

一般的な第三種換気システムの排気口は天井や壁の上部など屋内の高い位置に設置されているのに対し、床面に排気口があります。その理由は、アレルゲン物質や臭いは床面近くに溜まります。お子さまは大人より低い位置での生活となるため、効率よくアレルゲン物質や臭いを排気するには床面排気が大切です。

床に溜まるアレルゲン物質

※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=3kwErt6zbks

【あける穴が二箇所】

一般的な第三種換気システムは各居室に換気扇が必要になり、外壁のいたるこころにフードを取り付けなければいけないのに対し、第一種換気システムは給排気の二箇所の穴をあけるだけになり、景観を損なわないこと。また、開口数が少なくすむので気密性が良くなります。

給排気口

【掃除が簡単】

掃除をする箇所は「排気口」と「熱交換器」と「屋外給気口」の三箇所。

どれも足元や腰より低い位置にあり掃除の際、一般的な第三種換気システムの天井設置の場合、蓋を開けた際にホコリなどが降ってくることが考えられたり、高所での作業になるため掃除の際は安全にも配慮が必要となります。

ダクト給気図

※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=Wrk9ndpTesY

※まとめ

家づくりにおいて、高気密・高断熱はもはや当たり前の時代になっています。第一種換気システムで家の中の空気にもこだわり、快適な暮らしを手に入れてみてはいかがでしょうか?

>>住宅の換気についてはこちら<<

 

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浜松店 総務

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