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2021.12.02

外壁通気工法

田中 剛

田中 剛

こんにちは!工務部の田中です!

先月上棟しましたN様邸は本日気密測定でした。

最近は一気に気温が下がり肌寒くなりましたが

断熱気密施工が完了した現場なので快適に気密測定できました!

結果はC値0.4! これで安心して造作工事へ移って行けます!

気密性も重要ですが今日はブログの表題の通気の重要性をお伝えします。

通気工法は現在日本の木造住宅ほとんどで採用されている工法です。

木造躯体と外壁仕上げ材の間に15ミリ〜21ミリ程度の隙間をあけ

空気の通り道を確保する工法です。この隙間が通気層と呼ばれています。

通気層を設けることで室内からの湿気や夏の外壁の熱気を排出し

空気が通ることで木を乾燥した状態に保つ事ができます。

N様邸は意匠的に外観がキューブ型となるため

屋根水上にパラペットが立ち上がっています。

このままでは水下から上がってくる通気がパラペットへぶつかり

出口が塞がれてしまい壁内で停滞し結露を起こす恐れがります。

結露水が溜まり躯体が腐っても隠蔽部のため

発見が遅れがちなので注意が必要です!

そのような場合専用部材を使うことで

防水性を保ち通気の出口を設けることができます。

外壁を張ると見えなくなる部分ですがしっかりと

通気の入口、出口を計画することで建物を健康に保てます!

デザイン性の高い住宅だからこそ隠蔽部もしっかりと設計する事が重要です。

また次回現場情報をお届けいたします!

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田中 剛

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