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2018.06.15

湖西の街並み

守田

守田

ワールドカップロシア大会が開幕しました。皆さんはどこのチームを応援されますか。

4年に一度のワールドカップが始まると、いつも2002年日韓大会のエコパで観戦した試合を思い出します。ドイツ vs カメルーン戦で、試合前の練習のこと。ゴールキーパーのオリバーカーンが、練習していた仲間がロッカーに引き揚げた後も数分間、黙々と練習を続けていた姿。ブラジル vs イングランド戦でのロナウジーニョのつむじ風のようなドリブルとフリーキックの得点シーン。遠い昔のことですが...

話はガラッ!と変わりますが、日本の木造住宅の平均寿命は統計上30年とも40年とも言われています。戦後の住宅不足。高度経済成長期の人口増加と核家族化に伴う大量生産。国の経済政策などにより、「質」よりも「量」が優先され安くて寿命の短い住宅が造られてきました。このような住宅は、子供が自立する頃には、使い勝手の悪さ、性能の低さ、老朽化による不満などから新たに建て替えられる運命にありました。住宅は一代限りの消費財でした。

しかし、近年の地球資源や環境の問題。日本の人口減少による空き家問題への対応から、住宅政策は「質」から「量」に方向転換されました。戦前、家は建てる人達の家族にとって、何代にもわたる高価な財産でした。丁寧に造られた丈夫な家は寿命も長く、愛着を持って住み継がれていたのだと思います。そして今、そのような家づくりが求められる時代になってきています。

当社の住宅も長期優良住宅の仕様基準にならった耐震性能、耐久性能、省エネ性能、維持管理性能を持たせ、またライフサイクルの変化に対応できる開放的な空間を推奨しています。将来、子供が自立するときにローンを組んで建て替えるということなく、リフォームだけで快適さを手に入れることができる仕様です。

住宅政策の転換で今後は良質な住宅がストックされていくことでしょう。30年後の湖西の街並みはどのようになっているでしょうか。自分はもう歳なので確認することは出来ないのかもしれませんが、とりあえず現在の湖西を代表する4つの街並みを写真に撮っておきました。

区画整理された鷲津の街並み

行政によって景観が統一されている新居の街並み

都市計画道路で拡幅された新所原の街並み

旧東海道の面影が残る白須賀の街並み

 

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