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2021.11.03

“とりあえずプランを描いてみましょう”という言葉にはご注意を①〜代表杉浦のアタマの中〜

こんにちは!浜松市・湖西市で建築家とつくるデザイン住宅をご提案する、エスコネクトの杉浦です。
 
マイホームを建てるとき。色々な会社に相談に行くと「とりあえず、プランを作ってみましょうか」と無料でプラン提案をしてくれる会社、結構たくさんあるでしょう。
「無料なら、とりあえず作ってもらおう」と思って間取りやプランを検討してもらうこと、一見いいことのように思えます。でも……。無料のプラン提案は、気をつけないと理想のマイホーム完成までの道のりが遠回りになってしまうこともあるのです。
今日は、その辺りをお話してみましょう。
 

 
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▶︎希望を全て盛り込んだプランの盲点
 

例えば、希望を全て伝えたうえで作ってもらう間取りプラン。
エスコネクトでは建築家に依頼する前に、担当が事前にお客様からしっかりとライフスタイルや要望、叶えたい夢などを伺い、「何を優先したいのか」「どうしてそう思ったのか」などを整理していきます。
その上で、建築家との初回の打ち合わせで、改めて要望を伝え、設計をしてもらうのが私たちのスタイルです。
 

家づくりにおいて、1つのプランを作るためには「やりたいこと」「叶えたいこと」などの希望を聞くだけでは、いい家のプランは絶対に描けません。
なぜなら、希望を全て盛り込んだ家は、結果的に住みにくい家になってしまうから。
 

例えば、次のような要望をプラン設計者に伝えるとします。
 

・玄関収納は大きく
・キッチンはアイランドスタイルで
・1階に寝室を作りたい
・ウォークインクローゼットも寝室に
・寝室の横には書斎も欲しい
・リビングの広さは、24畳くらい
 

家を建てる予定地が広く、予算も限りなくあるのであれば、これら全てを叶えた上でかっこいい家を作ることは可能かもしれません。
 

 
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けれど、ほとんどの場合。
家づくりの予算には限りがありますし、希望条件にあった100点満点の広さや形の土地を見つけることは難しいものです。
 

そうなると何が起こるのか。
 

結局、全ての希望条件を満たした家は予算を大きくオーバーしてしまうか、間取りや動線などがトータルで見たときにチグハグなものになってしまうのです。
服をコーディネートする際に、1つ1つのアイテムが好きなものだったとしても、トーテルコーディネートしてみると色やボトムスとトップスのバランスがチグハグなコーディネートになるのと同じ現象が、家づくりでも起きてしまいます。
 

……と、すっかりここまで話すだけで長くなってしまいました。
次回は話の本題「とりあえずプランを描く」という言葉には注意したほうがいい、その理由をお話してみましょう。
 

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代表取締役

杉浦 司

スタッフ紹介ページ

S.CONNECT(エスコネクト)は、デザイン住宅をプロデュースする会社として、建築家と建てる家を若い世代の方々にも手の届く価格でご提案しています。
私たちはこれからも、住まいの本質的な価値と普遍性を追求し続けます。
そして、1人でも多くのお客様を心ゆたかな暮らしへと導いていけるよう邁進します。

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